多結晶ダイヤモンド焼結体（PCD）は人造ダイヤモンド粒子を超合金の基盤の上に焼結、密着させたものです。自由な大きさ・形に切り出し、多様な工具の刃先や耐摩耗部材となります。物性は単結晶ダイヤモンドに近いものの安価。鉄鋼系を除く多くの被削材（AI、Cu合金・樹脂・木質等）の加工に最適です。超硬工具を遥かに凌駕するコスト・パフォーマンスを発揮します。
加工性の高さにおいて単結晶ダイヤモンド工具に勝り、より複雑な刃先にする事が可能なため、総型形状を用いた一発加工で工程短縮とコスト削減を実現します。
単結晶ほどの仕上り面粗度や寿命が必要無い場合、非鉄金属の切削において最適な工具です。
単結晶（天然）ダイヤモンド工具に次ぎ、PCD工具も精度と寿命に大変優れており、超硬工具を遥かに凌駕するコスト・パフォーマンスを発揮します。 オーダーメイドのため、形状・寸法を自由にデザイン可能です。
シャンクに直接ロー付けしているため高剛性であり、インサートバイトでは剛性、精度が不足する場合に最適な工具です。
シャンクと分離可能なインサートチップです。 工具の交換が容易であり、シャンクを繰り返し利用出来るため経済的です。 シャンク形状もご指定頂けます。 複数のシャンクにセットする事で、様々な使用方法に対応します。 市販のPCDインサートの総型改造や、追加工も可能です。
PCDエンドミルは超硬エンドミルに比べ寿命が大変長く、交換作業に掛かる時間を大幅に削減します。外径、掴み径、刃数、逃げ角、刃長、スカシ角、シャンク材質など、ご指定頂いた寸法で製造します。加工方法に最適な工具で工程削減、コスト削減を実現します。
また、超硬エンドミルに比べてワークの仕上り面が格段に滑らかです。
自動車部品の製造に欠かせない工具であるリーマもPCDにて製造可能です。超硬工具の10倍以上の寿命でトータルコストを削減するとともに加工精度を安定化。
熱伝導率が非常に高いため、加工時の熱が逃げ易いのが特徴です。
円筒研削の際に使用されるVブロックやレストシューなど、摩耗が激しい部分をPCD化した高寿命高耐久耐摩耗工具です。
ダイヤモンドは摩耗に対し抜群の耐久性を持ちます。
摩耗の激しい治具や部品へのPCDチップロー付け等も承ります。
